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気楽にいこうよ!たまには寄り道

クッキング・サイクリング・気ままな旅を愛する 2tomu & kassi の気まぐれなブログ

由比の珍味

   



由比宿に出かけると言ったら実家の母がハダカイワシがあったら、是非買ってきてほしいと言う。

何でも子供の頃によく食べていたらしい。

さて、そのハダカイワシとは一体どんな魚なのか?




宿場町を歩いていると一軒の開いている魚屋さんの店先にハダカイワシと書かれているのを見つけ、早速店内に入ってみた。
由比漁港で有名な桜海老の漁の際に網に一緒に入る魚らしく、地元で食される以外はほとんど外部には出回らないらしい。



今の時期は当然ながら桜海老漁は行われていないので、これは冷凍もの。
思っていたよりも大きくて身はしっかりしていそうである。



魚屋の店主にハダカイワシを食べた事はあるのかい?と尋ねられた。
自分は食べた事はないのですが、親に由比に行くなら買ってきて…
と頼まれたと答えた。

すると新聞か雑誌のコピーのような物を一緒に入れてくれた。



早速夕飯の酒の肴に焼いて食してみる。
初めて食べる物だけにワクワクするが、流石に母の言うように程良い塩気がありなかなか味わい深い魚だ。
身は白身でしっかりしており適度に脂ものっており食感はよい。

因みにこの魚は深海魚の部類に属するらしく、その仲間もかなり多い。

鱗が弱いので網に掛かって引き揚げられる段階でその名の通りにハダカイワシになってしまうらしい。

由比に限らず、この魚を食する機会のある地域は日本には幾つか有るようだ。

参考までに文献からの引用を
1 ハダカイワシ科の海水魚。全長約15センチ。全体に黒褐色。本州中部から南の太平洋沿岸に産し、練り製品の原料。
2 ハダカイワシ目ハダカイワシ科の海水魚の総称。全長約10センチのものが多い。カタクチイワシに似て、目が大きく、うろこがはがれやすく、発光器を備える。深海にすむが、夜間に餌を求めて表層近くまで浮上する。一部を除き食用とはされない。


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