180゜SOUTH
話題の映画 ワンエィティ・サウス を見に行ってきました。
http://www.180south.jp/
パタゴニア”創業者 イヴォン・シュイナード
“ザ・ノースフェイス”創業者 ダグ・トンプキンス
この2人の運命を変えた伝説の旅がこの映画の原本にありました。
冒頭はカリフォルニア州ベンチュラのシュイナード・イクイップメント。
ここで自らがハンマーを叩き手作りの鍛造ピトンを作り出すシーンから始まり、この映画も回顧録的なものと想像していましたが、根幹には奥深いテーマが...。
シュイナードとトンプキンスの1960年代の映像を交えて、現代とが交錯して話が進みますが当時にしても今にしてもその映像センスには驚かされます。
映画館のスクリーンでしか味わえない感動でした。
アウトドア好きな方のみならず引き込まれることでしょう。
今では「フリース」といえば、防寒インナーの代名詞のようになっていますが、これを最初に開発したのもパタゴニアでした。
ペットボトルを再生して作り出したフリース素材のシンチラジャケット。
まさに現代のエコに繋がるパタゴニアのイメージを確立したエポックメイクな製品だったわけです。
環境問題への取り組みや独自の社会貢献に根ざした経営理念は感じ取れました。
カタログや通信用の封筒に再生紙を使うことを最初に始めたのもパタゴニアでした。
アウトドアの2大ブランドの創始者のドキュメンタリーでありながら映像中に誇大な広告や製品が出てこないことには好感を覚えました。
東京での上映は渋谷のシネクイントのただ1館のみ。
当初は20日間限定の上映でしたが、2月10日以降もレイトショーで延長が決まった模様。
その後は順次全国を巡回するようです。
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