近くて良い山「金時山」

2tomu & kassi

2008年05月24日 18:48


金時山への登山道から箱根:芦ノ湖~大涌谷を望む

近くてすぐ登れそうな山ほど意外に行く機会がないものです。
そのうちに一つの金時山(1213メートル)にやっと登る機会がありました。
天気もよく夏日と思われる金曜日の午後、御殿場から138号線で箱根の金時登山口から登り始めます。



平日ですが何名かのハイカーの方とすれ違いました。別荘地のようなところを抜けると直ぐに登山道。
久しぶりの山登りにペースが上がりがちなのでゆっくり行ったつもりが後続が結構あとを着いてくるのであっという間に矢倉沢峠に到着。休憩しているとちょうど下山してくる老人に出逢いました。杖をつきほぼ90度腰が曲がっています。ゆっくりですが足取りは確かです。「何処から来たのか?」「今日は何処に泊まるのか?」などいろいろ質問されました。
山頂の小屋に1,000回以上金時山に登った方の名がありましたがあの老人もその内の1人ではないかと思いました。でも声を聞いてもついに老人というだけで男女の区別がわからなかったです。



背の高い藪に囲まれていますが山頂ははっきりと指呼の間に望めます。



うぐいす茶屋は平日のためか営業していませんでした。



歩きやすい尾根道です。高度を上げるにつれて展望が広がってきます。



箱根の大涌谷から仙石原、芦ノ湖の湖面も見渡せます。箱根の外輪山の一端であることがよくわかります。



天気は良かったのですが霞がかかって富士山はその裾野の部分がわずかに判る程度でした。
あまりに暑かったので普段は食べないアイスを食べました。美味しいと感じました。
下山は元来た道を15分ほど下り(帰りは結構急です)
金時神社への分岐まできたら右折して金時神社方向に下りました。
道が荒れていて石ころがゴロゴロしていてあまり歩きやすい道ではなかったです。
林の中に大きな岩を巻くように道が付けられているところがあり、下りきったらかなり大きな岩でした。
もともと一つの大きな岩が真っ二つに割れたようです。



御神体のようでした。「金時の宿り石」とありました。
いったん林道を横切り桧林をどんどん下るとやがて平坦になり、公時(金時)神社に出ました。



坂田公時が金太郎伝説のモデルとされていますが、つづりも「公時」であったり、「金時」であったりと表記がさまざまです。
土俵のそばに大きなマサカリがあります。



神社からはすぐに車道に出て金時神社入り口のバス停もあります。
ここからバスで御殿場方面へ向かいました。天気が持ってくれてよかったです。




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