18日は
TMRトラ部の活動の一環として
きもけんさんとお台場へ日本選手権を観戦にいきました。
(きもけんさんのブログでは迫力あるスイムスタート&バイクトランジッションの動画も掲載中)
環八Y’sに朝8:00集合し、ここからお台場へ自走します。
今日のレースにはこちらの店長さん(永留さん)も参戦するそうで、きもけんさんの応援にも熱が入ります。
お台場に到着すると駐車場内にはトランジションに沿ってランのゴールがセットされていて、前回来た時とコースレイアウトが変更になっていました。
自転車を木にくくりつけて、トランジションの場所やスイムの場所を一通りみて、ブースを散策します。
いろんなメーカーのバイクが並んでいます。
バイクシューズを輪ゴムで位置固定しておくのはトラならではですね。
こちらは大阪からやってきたSHIMANOのメカニックのトラック車内。
JTU(日本トライアスロン連合)www.jtu.or.jp
程なくして女子のゴールの時間がやってきました。
カメラマン席のすぐ後ろに陣取ったのですが、ここがなかなかの穴場。
時計の計時とゴールする選手が間近に見えてゴール後の選手もすぐ近くでした。
女子は最後まで4人のデッドヒートでしたが一歩抜け出た、北京オリンピックでも5位入賞の井出 樹里選手が優勝。
躍動感にあふれゴール後の爽やかな笑顔も素敵な北京代表の上田 藍選手。上田選手は以前に情熱大陸にも出ていました。
11:00の男子のスタート前にスイム開場に移動します。
だんだんと観客の数も増えて、いつの間にか二重三重の輪ができています。早く来て前の方でよかった。
スイムをちょっとだけ見て、すぐにバイクトランジションに移動。
まだあまり人が移動してきていないうちに選手が自転車に乗車可能なトランジションエリアの出口に陣取ります。
マーシャル(審判)の方と少しお話しましたが、日本選手権ともなると各地からJTU公認の審判員が集まっているようでこの方は東北地域の方でしたが、今回は愛媛県から参加した審判員の方もいるそうです。
ここもやはりカメラマンが直ぐ目の前です。
スイムを第1集団で上がった4選手いっせいにスタートしていきますが速いこと!
あとは結構時間が空いて次の選手が上がっていきました。3分以上かなり差が開いてもまだ1/3位の選手はバイクに移っていません。この時点ではまだスイムスタートしてから20分ほどしか経過していません。
ところが日本選手権はここからが厳しいのです。
バイクは4.8kmコースを8周回するのですがトップに周回遅れにされた時点でその選手は失格(いわゆる足切り)となり、その後のレースの続行は不可能になります。
スイムの上がりが極端に遅いとわずか7分前後で1周してくるバイクの集団にあっさりとかわされます。
どこかの集団に乗れない単独の選手はかなり辛そう。それでも40kmオーバーは出ている筈ですが、次々と周回遅れになった選手がバイクを押しながらトボトボとコース外に自転車を押して歩いて行くのが見えました。
こんな選手に声をかけるのも辛いものでしょう。
70人以上いた選手もバイクが終わった段階で半数近くがふるい落とされました。
日本選手権の出場権を得るだけでもたいへんなことなのに、やはり競技の世界は厳しいものだと感じます。
今から10年前に日本のトップであった小原 工(たくみ)選手も42歳ながら日本選手権の舞台で若手に混じって健闘しています。とても42歳には見えない動きでした。
スイムのトップ4人がさらに田山、山本両選手の2名が抜けだし、そのままランに移ります。2.5kmのランコースを1周してきた段階ですでに田山選手が2位に大きな差をつけていてぶっちぎりな展開です。他のどの選手よりも動きが別格でぜんぜんピッチが速いです。エンジンでも付けて走っているかのように見えました。
後続のバイクも最後は集団になってランへ移ります。
バイクラックへ勢いよく投げられたバイクはこの有様。
結局、男子は圧倒的な強さで田山 寛豪(ひろかつ)選手が優勝し、2006年からの連覇を達成しました。
今年は自身も数年ぶりにトライアスロンに復帰したので、結構選手の目線で観戦できて楽しかったです。
レインボーブリッジを望むお台場の砂浜の前のハワイアンカフェでランチと景色を楽しんだ各自家路に着きました。
さらにますますトラの魅力にはまり、トレーニングに熱をあげそうなきもけんさんと来シーズンのイベント参加が楽しみになってきました。
あなたにおススメの記事