田口峠への上りにて
「上州うどんと田口峠」BRM埼玉300アタック小諸・前編
24日7:00に埼玉県・日高市の巾着田をスタート。最寄り駅は西武秩父線の高麗駅です。
3時に起きて3時半過ぎに出ました。山手線の最寄り駅の方が距離的には近かったのですが、山手線や池袋駅での輪行袋を持った乗換えが面倒なので西武池袋線の始発に乗ろうと環八を自走し、練馬高野台駅から乗車することにします。練馬高野台まで約20.0km走りました。
4:45 練馬高野台着で5:15分の飯能行きに乗りました。やはり先頭車両にはBRM参加の方がいました。
飯能駅で向かい側のホームの西武秩父行きに乗り換えると高麗駅着は6:10。
6:40 巾着田について駐車場に設けられた受付でエントリーを済ませると間もなくブリーフィングが始まりました。
Qシートにそってコース上の注意点がいくつかスタッフから説明されました。
長距離を走るので忘れずにメモしておきます。
車検を経て7:00少し前に出走。直ぐに名栗に向う道に出ました。
ここは8月にツーリングで走ったところなのでなんとなく道の感じもわかります。
5,6人の集団にくっ付いて名郷までは快調なペース。曇り空で若干肌寒いですが走っている分には問題ありません。
山伏峠への上りに差し掛かるまえにトイレ休憩します。
ここ最近のBRMで毎回お見かけする方とお話しました。この方とはどういうわけかペースが似通っていてPC毎によく会うんですよね。すいません、まだお名前は聞いていませんでした。
夏に上った山伏峠はずいぶん長く感じたけれど今回は「あれ、もう下り?」って思うほどあっけなく上がれました。
秩父市内までは下り基調で気持ちよく走り、2月のBRMでの最終PCであった見覚えのあるコンビニを曲がると前回2月のBRM200アタック横川で走ったコースに合流しました。
ここから藤岡~富岡まではやはり見覚えのある道なので走りやすかったです。
10:36 最初のPC79.5km地点「セーブオン藤岡西平井店」に到着です。
暑くもなく寒くもなく走りやすい曇り空です。雨の心配もなさそうでのんびりサイクリングモードで走ってきました。
これで4分の1というところでチームTMRのSNSにログインして「ブルベ出走中」なんて日記を書いていたら30分くらいあっという間に経ってしまい、コンビニの駐車場にはほとんど人がいなくなりなした。
11:06 出発。このペースだとちょうど富岡市内でお昼時になるので今日はコンビニご飯でなく、ちゃんとした飲食店に入ろうと思います。
国道沿いの気になっていた食堂、その名も「急行食堂」を楽しみに行ってみたら、なんとやっていません。
しょうがないので先へ進みます。
12:09 市内を抜けて食べ物屋さんもあまりなくなってきたところへ、うどん屋さんの看板が目に入りました。
一瞬、通り過ぎようとしたところを引き返します。
「肉うどん650円」に惹かれたので、お店に入るなり「肉うどん、大盛りでお願いします」と注文しました。
席についてよく見ると、他にもメニューがいろいろあって冷たいうどんを温かい肉汁で食べる「肉汁うどん」なんてのも美味しそうでした。天ぷらの盛り合わせ320円、かきあげ100円、いなり寿し150円とどれも美味そうでした。
出汁がほどよく利いてかなり濃厚な味付け。うどんは平打ちの太麺でモチモチとかなり食べ応えのある食感です。
一気に食べたらかなり汗が出てきました。ペロリと平らげご馳走さま
だいぶ腹持ちがよいのかこの後もぜんぜんお腹がすくような感覚がありませんでした。
12:57 下仁田を過ぎて南牧村へ向う県道に入ります。
だいぶ田舎道らしくなってきました。
13:16 程なくして113.6km地点 第2PC「村の駅オアシスなんもく」です。
ここはAudax埼玉のスタッフが待機してくれていました。カードのチェックを受けてもう後ろは10人も走っていないことを聞き、ちょっと昼飯休憩で休みすぎたかな?と思いましたがPCの閉鎖時間まではまだ1時間以上あるのでゆっくり慌てず行くことにします。
13:42 蝉の渓谷という名所を通りました。県道にかかる橋の上からは両岸の岩山が急激に迫り、またいで渡れると思わせるほどです。しかし、岩の下側は浸食され、意外に川幅は広がっています。蝉の渓谷は村の「水」を象徴するものの一つといえます。
14:00 南牧村の観能という集落が最終のバス停、ここを過ぎるといよいよ峠越えの県道93号です。
「落石注意」なんて書いてありますが、まさにそんな感じがぴったりです。
出だしは12%の上りから始まり、やはり路面は思ったとおり良くないです。
ここから次のPCの小諸までは距離にしては60kmですが、群馬・長野県境を越えます。
普通は峠越えと聞けば峠の頂上が県境を思い浮かべますが、ここは単なる標識だけの県境でした。
路面もガタガタしています。
つづら折れの山道と聞いてどんな感じかと思っていたらホントでした。
傾斜はそれほどでもないですが短い距離で蛇行する山道は日光のいろは坂をさらにスケール小さくしたようなくねくね道。それはそれは楽しい道でした。
高度を上げるにつれて色づき始めた周囲の山々の黄色や赤のコントラストが目に映ります。
道端に溜まった落ち葉もいい感じです。こんな風情ある風景をはしるBRMは初めてかも
やはり日本の秋はいいものだなと実感しながら延々と続く坂を上るのでした。
15:15 やっとトンネルらしきものが頭上に見えて田口峠に着きました。
バイク乗りのおじさんに「たくさん自転車の人とすれ違ったよ」と言われたのでブルベとその走行距離の説明を一通りしてあげたら「バイクでもたいへんな距離だな」といって驚いてました。
さてトンネルを抜ければ下りが待ってるぞ。
なんとか暗くなる前には小諸の次のPCにたどり着けるかな?
続く
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