3回目のBRM200完走

2tomu & kassi

2009年02月23日 20:21

昨年9月に初めて完走したBRM200も今回の埼玉で3回目となります。
千葉、静岡、埼玉とそれぞれ違った風景の中を走るわけですが埼玉に関してはほとんど土地勘もなく、コマ図やキューシートをみても全くピンときませんでした。
オダックス埼玉



とりあえず事前の装備の準備は整えて当日を迎えました。


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今回の埼玉200はBRMでも過去にない350人ほどの出走になり、道路事情への影響もあって当初のスタート時間がさらに細分化されて6:00 6:30 7:00 7:30 8:30の5組に分けられました。
私も7:30で申し込んだのですが8:00のスタートに時間変更されました。

朝5時前にピックアップしてもらい車でスタートの埼玉・越生のゆうパークに向かいました。



到着は7時過ぎ、スタッフに駐車場に誘導されて車を留めますが尾張小牧ナンバーの車も停まっていたりして、遠方からも参加する方がいるようです。



既に早い時間の出走の方はスタートしていますがそれでもこれからのスタート時間の人の数はかなりです。



1月の静岡200を一緒に完走した信ちゃんも元気にスタートです。



自分より一つ前の出発の7:30のスタートで今回チームTMRから参加の前半組がスタートしていきました。



自転車人気、BRM人気の勢いを感じました。

今回は峠を含めて前半からアップダウンの多いコースです。
先日から心拍計を使い出した影響もあって、決して無理せず体力温存ペースで今回は完走を目指します。



坂が始まると途端にペースが落ちますが、それに加えて今日はどうも腰周りがしっくりときません。
そのうち左側に違和感が感じられ少々しびれてきます。
なんだかちょっと具合わるいかも…?

と思いつつ心拍が上がるのを抑えつつ、第1PC前の山場である定峯峠にかかります。

傾斜はそれほどでもないよ!と聞いていたので安心していましたが、やはり坂は坂。
それなりにゆっくりと上がります。
ほとんど人もバラけてきたので早くも一人旅モードの雰囲気。



そのうち路肩には金曜日の雨が秩父では8センチの積雪となったのが、まだ少し残っています。
だいぶ溶けてなくなっているので路面の濡れや凍結はありませんでした。

今日は気温が上がるとのことですが日陰はまだまだ寒いです。



わりとあっけなく峠に到着しました。斜度は総じて前回の日本平に比べてかなり楽でした。

ここで補給のあと秩父への下りです。



すぐに開けた景色が目に飛び込んできたので自転車を停めました。
秩父市内が眼下に見えてはるか遠くの峰々も望めます。

ここの景気が今回一番良かったですかね。他にこんな景色はなかったし…。
前回の日本平は下って直ぐに雄大な朝焼けの富士山が絵画のように圧倒的に迫ってきてそれはそれは感動的でした。

秩父市内のコンビニが第1PC
既にかなり遅れているので仲間とはここですれ違いましたが、どうやら追いつくことはなさそうです。
吉井町に入り市街地を抜けると数名のメンバーに遭遇。



どうやらまたパンクの神が降臨したようです。

ほとんど平坦な場所はなくて富岡市内を抜けるところがわずかにフラットだったでしょうか。
甘楽町から妙義山までは緩やかに登り続けます。



古い町並みや看板、なまこ壁の土蔵の残る民家などがところどころにあってBRMでなければのんびりと散策したい風景でした。

第2PCは群馬県の横川の手前の五科
ここが午後2時過ぎてました。コンビニで補給後に往路を引き返します。



第2PCをTMRのメンバーと出発したものの直ぐに追いつけなくなりました。
前を行く2人の後ろに小さく写っているのが私です。

それほど飛ばすもこともせずマイペースで走ります。

富岡市内に戻る頃にサイクルコンピュータ(サイコン)が9999.9を差しました。



現行のものになってからやっと10000kmを走ったことになります。次の瞬間に積算距離が0kmにリセットされるものと思っていたら何のことは無い0.1の表示がなくなり、単なるkm表示になりました。



北関東ひろびろサイクリングマップに記載されていた「急行食堂」



なんとも素早い早さで料理が出てきそうですが、どんな店なのでしょうか?



とても気になりました。富岡製糸場なども興味があるので世界遺産に本登録されて混雑してしまう前に一度ポタリングでもしたいものです。

製糸が盛んだったということは周辺では養蚕が盛んだったということです。
大きな農家で屋根裏が蚕部屋になっているような屋根の高い古い民家が街道筋に見えました。
昔は生糸が高価であったためかどこの農家も養蚕をやっていたようです。

さて往路を秩父まで戻る前に長瀞からまた急坂を登り返して、坂の途中で仲間に追いつきました。
前半から抑え気味で走っていたのでこの坂はそれほどきつくはなかったです。
勢いつけて坂を下り、見覚えのある交差点にたどりつくと目の前は秩父市内のコンビニです。



第3PCでチームTMRが揃いました。
ここが最後の補給箇所になるでしょうか。たっぷりと補給してゴールまでの走行に備えます。



5時過ぎでそろそろ寒くなって辺りも暗くなり始めますので灯火のチェック。



ゴールまでの残りは約40キロです。スタッフの激励を受けてライトの点灯を確認して出発です。
2灯の前照灯で暗い道でも明るさは抜群です。



真っ暗な松郷峠を登りきるとうっすらと汗が出てきますが、あまり休むと冷えるのでそそくさと出発します。

7時半前に無事にゴールしました。スタッフの方に声をかけていただき「ATTACKのバイクに乗ってられましたね~!どんな方かずっと追ってましたよ!」と言われ嬉しくなりました。
BRMではまずこのバイクは見かけませんね。UMEさんやigaigaさん曰く、「先日の昭和記念公園のデュアスロンではかなりATTACKのバイクが多かった」とのこと。



ブルベカードの提出とチェックを受けてサインをして無事に終了です。
直ぐ横のテントでは朝6時出走の方のタイムリミットである13時間30分ギリギリでゴールした2名の方がいたんですが、なんとゴールタイムはリミットである13時間30分後の夜7時30分であったにも関わらず、途中の第3PCの通過時間(コンビニのレシート)が17:06であったため関門時間オーバーで残念ながらタイムリミットで完走は認定されませんでした。
なんとこの方たちの(6:00スタート)第3PCのリミットは17:04であったそうでわずか2分差だったのです。

がんばって走ったのでありましょうが「残念…!」としか言いようがありませんね。
これもBRMの厳しさなんでしょうか。

今回のBRMは初参加の方がかなり多かったようですが、自分も昨年9月の初出走、初完走は結構一杯一杯でした。
それが今年になって既に2回完走した訳ですからわからないものですよ。
余力を残して次の300に向けてゴール後にもまだ100kmを走るだけの気力体力を残して走るという今回の目論見は無事に達成されました。



心拍数を意識して走った成果があり、走行速度は平坦地ではないのでかなりの上げ下げが見られるが全走行時間592分に占めるCyclink Timeは468分と79%とかなり有効に体脂肪燃焼できたようです。
次はいよいよ300に挑戦です。

走行距離 220.8km
うちBRM埼玉200 206.4km
走行時間 9:52:36
うちCyclink Time 7:42:30 (心拍121~161)
平均速度 21.9km
最高速度 51.8km
消費カロリー 6765kcal



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