南房総ツアー 「なめろう」を食す
千葉に行ってきました。
目的は美味しい地魚の鮨と「なめろう」を食すツーリング
自走で久里浜まで行き、フェリーで金谷へ
甲板で食堂のおばさんが持ち帰り容器に詰め替えてくれたおそばを食べます。
出航前に慌てて作ってもらったのですがかなり伸びてしまいました。
自転車は動かないように手すりにロープで括り付けられました。
約40分ほどののんびりとした船旅です。片道で自転車料金込みで1,020円でした。
伊豆や三浦に比べると人影もまばらな寂しい漁村の風景がなぜか旅情をかきたてますね。
南西の風をもろに受けてこぎまくりましたが、気温が上昇してとても暑い冬至とは思えぬ暖かさでした。
館山からさらに南下して漁師町のとあるお鮨やさんを目指します。口コミでとても評判になっているお店です。
気取らず美味しいものを食べてもらおうという店主のサービス精神はとても好感が持て、もちろん味も満足のいくものでした。
いままで食べたことのない「なめろう」の味にも出会いました。なめろうって、なんだかべチャッとしたものかと思ってましたが、それは作り置きをしたものをだしているからであって、ちゃんとした店はお客の注文を受けてから魚をたたいて作るものなんですね。
たたき丼 食べた本人はかなり感動して「うまいっ!」と叫んでいました。
上にぎり ネタはもちろん地元の港に揚がったものです。白身の魚で「メダイ」という魚を教えてもらいました。今の季節は脂がのってうまいそうです。
魚の食感からしてまったく違いました。味噌や薬味で魚の生臭さを消すことなく、新鮮な魚ならむしろ下手に手を加えたりせずに素材の味そのものを楽しむのが一番ですね。
野島崎灯台を見物したあとは先ほどまでの風が嘘のように味方に換わり、40Km巡航で千倉まであっという間でした。
陽も傾き始めたので今日はここで終了し輪行します。
帰りに電車待ちの合間に館山駅前で入った寿司屋の「なめろう」は正に居酒屋で食べるようなべチャッとしたごく普通のなめろうでした。これはこれで美味しいのですが、今回は千葉の漁師町でまた新たな味覚を発見したツーリングでありました。
走行距離 137.58km
平均速度 23.9km
走行時間 5:44:02
走行ルート 丸子橋~川崎~15号~横浜~横須賀~久里浜…東京湾フェリー…金谷~館山~野島崎~千倉
富鮨 (とみずし)
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