鉄道記念日の何故?
品川駅北口ロータリーの僅かなスペースにひっそりと石碑がありました。
旧い物なので書いてある字がよく見えず、隣りに解説がありました。
ところが此処に驚きの真実を発見⁉
それがこれです。
一般に知られている我が国の鉄道記念日の10月14日よりも先に品川駅〜横浜が開通していた事実!
(旧暦では明治5年9月12日、新暦での同年10月14日に新橋〜横浜が開業。新橋は現在の汐留、横浜は根岸線桜木町)
解説では工事が遅れていた新橋〜品川より先に品川〜横浜間を明治5年5月7日、新暦での6月12日に仮営業したとあるのです。
当時は一日二往復。
下りは品川発の午前9時発〜横浜9時35分着、午後5時発〜午後5時35分着
上りは横浜発は午前8時発〜品川8時35分着、午後4時発〜午後4時35分着であったという記録。
運賃は片道 上等が一円五十銭、中等が一円、下等は五十銭であった。
よって品川駅の開業日は6月12日であるとされ、日本の鉄道駅で最も古いと言えるのです。
新橋〜横浜間が営業したというだけでこの事実は歴史の中に葬り去られてしまっているようです。
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